2003.3.11追記
本記事には大変な誤解が含まれています。(詳しくはコメント欄をご覧ください)
シェアが減っているだけで、20代の絶対利用者数は減っておらず、倍増しています。
よって、この記事の考察は、的外れな発言になってしまっています。ご注意ください。
いやはや、まだまだ勉強が足らんと反省。。
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タイトルをあえて2ch風にしてみました。
一週間前ごろ、昨年の11月に以下のようなグラフがネットレイティングス(インターネットの視聴率調査会社)から出されました。(コメントのご指摘により訂正。07/03/05)

【元記事】
http://csp.netratings.co.jp/nnr/PDF/Newsrelease11072006_J.pdf
http://www.netratings.co.jp/New_news/News11072006.htm
やはりこういうのがIT化の良いところで、こういうデータが“見える”というのは、マーケット動向を読む上でも非常に参考になります。
さて、上記のグラフに基づき、こんな記事が掲載されていました。
ふーん、なるほど。
20台はもうパソコンは使わないのか。
そして、デジタルデバイド。格差社会。
・・・
ほんまかいな。ε-( ̄ヘ ̄)┌
ずいぶんと一面的な見方だなぁ。。
本質はそんなところには無いように思います。
【今日の答えるべき問い】
では、そうなってしまった原因は何か?
それによってもたらされることは何か?
について考えてみたいと思います。
原因はケータイに流れたから。それはあたりまえ。表面的です。
じゃ、なぜケータイに流れたのか、ケータイに流れる前のニーズは何だったのかを考えると本質が見えてきます。
昔っから言われていることですが、“パソコンって、何に使えるの?”と聞かれると、マニアックな人はこう答えます。
「メールもできるし、インターネットもできる。年賀状も簡単に作れるし、あとは、好きな音楽でCDを作ったり、子供の動画だって編集できちやうよ。ビデオ屋に行かなくても映画やドラマだってタダで見れるし(Gyaoの事です。念のため)、オークションで不用品だって売れる・・・・(延々30分)」
聞いている方はたまりません。
そもそも、聞くほうは、“何が嬉しいの?”ということを聞いているのに、本当にできる事・やれる事を答えられても、全く答えになってない状態。
これが、iPodだったり、ケータイだったりした場合、“○○って、何に使えるの?”なんて聞く人はいません。
(iPod自体を知らない人は、“iPodって何?”と聞きます。)

PCの代替製品は、最初っからユーザーのニーズに訴求が出来ているのです。
もちろん、ごく少数のためのニーズは残っています。
それらは、所詮少数ニーズであり、一般の人々もそれを行うかというと、はなはだ疑問なわけです。
要は、パソコンを使ってできる生活の中で必要なニーズは、代替手段が置き換えてしまったと言えるのではないでしょうか。
つまり、今の姿のパソコンは、一般的に広がる新たな社会ニーズを発掘し終えた、ということを意味するのではないかと思います。
もちろん、新たなデバイスが組み合わさることによって、また新たな社会ニーズが引き起こされる可能性はあります。ただ、その可能性はきわめて低く、パソコンでしか満たせないニーズが発掘されたとしても、すぐに専用機に置き換えられることでしょう。
ただ、このまま20代の構成率が下がり続けるか、というと、前述の少数ニーズは残り続けますから、10%弱くらいで下げ止まるのではないかと思います。
個人的には、一昔前はパソコンが出来ると、すぐさま“オタク”のレッテルを貼られてしまいましたが、最近では“ちょこっとパソコンができる”方が女の子にモテル!というアンケートも出ているくらいですから。
http://www.rankingjapan.com/ranking.php?page=295
(一昔前は、、、こんなこと無かった。(;_;))
元記事では、以下のような問題を指摘しています。これらは本当に起こりうるのでしょうか?
「110」してしまった、なんて話はパソコンを使おうがケータイを使おうが本筋とは脈絡の無い話なので、ここでは置いておきます。(なぜなら、110してしまった5700件のうち、パソコンを使っていた人が0人ということはあり得ないですから。。)
デジタルデバイドとは、主に以下の状態のことを言います。
1)地方や離島など、通信網が整備されておらず、機会の均等が与えられていない状態
2)教育を受ける機会が無く、コンピューターに習熟しておらず使うことができない状態
3)情報機器を持ち得ない(金銭的な面・アレルギー等)状態
Wikipediaより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%83%85%E5%A0%B1%E6%A0%BC%E5%B7%AE
一般的な20代の人は、実は上記に全く当てはまりません。
なぜなら、小学校や中学校でパソコンは習っていますので、ブラインドタッチまで行かなくとも、キーボートくらいは打てます。
先ほどの章で、20代がパソコンを使わないのは利用するシーンに代替手段が提供されたからと説明しましたが、自ら機会を放棄しているだけなのでデジタルデバイドには該当しません。
必要があれば、ネットカフェに行ったり図書館などで調べものはできます。
では、会社生活に影響はあるでしょうか?
そもそも、パソコンが使えるって、どのくらい使えれば良いのでしょうか?
会社の新人に求めるパソコンのレベルはどのくらい満たしていればOKなのでしょうか?
正直、IT企業でなければ、キーボードが打てれば十分だと思います。
コンピューターの動く仕組みや、インターネットの仕組みなんて知ってる必要はありません。ちょっと気を利かせて、Excelができるレベルで万々歳です。
(でも、私の会社はIT企業なのですが、学生時代 Excel を使ったことが無い新入社員がいたときゃ閉口しましたが。(^^;)
それよりも、一般常識やビジネスマナー、世の中の仕組み(ビジネスモデル)等を理解している方が、はるかに有難かったりします。
(新人に、“打ち合わせに行ったときにはなるべく発言しようね”と言ったときに、“言ってますよ~。お茶いりますか?とか。”と可愛く言われたときにゃ、、、おじさん、メロメロになってしまいました。。orz)
話はそれましたが、結局、ニーズにあわせて生活しているだけで、最低限の教育は受け、かつ必要なければ使わないといった合理的なスタイルでいる若い人は実際賢いし、デジタルデバイドも、会社生活への影響も、そんなことは心配性の老婆心に過ぎないのです。
全く別の観点ですが、20代のPCユーザーが減る、ということは「IT業界」にとって何を意味するかを考えてみます。

代替品の脅威はちょっと怪しいですが、、、(^^;
少なくとも、IT業界に対する学生人気の低下は実際におき始めていることですし、今後もその流れは止まらないでしょう。
これによって、ITに詳しい人材が少なくなり、それらの人材が及ぼすまわりへの影響の減少が相乗効果になって、パソコンが売れなくなる。
ただ、一般企業のIT化需要は極端に減るわけではないですから、ここぞとばかりに海外の安価な労働力を持った企業が参入し、その結果IT業界は高付加価値企業しか生き残れない。
こんなシナリオは以前から言われていることですが、先のデータによっても起こりえることだと言えるのでしょう。
ただ、個人的には、変な脚光を浴びていた業界が成熟化し、ようやく普通の業界の仲間入りすることができるのかな、、と思っています。
我が会社が生き残ることができれば、ですが。
IT業界の未来は暗くない??
《ためになる関連参考記事》
http://mapz.exblog.jp/3730653
http://www.kotono8.com/2006/10/25mobile.html