2007年参議院選挙は自民党の惨敗のようですね。
参議院は与党が過半数を割って、今後しばらくは政策は混乱するかもしれませんが、今後は民主党には今回の勝利の責任を重く受け止め、次回は今回のように自民の自滅で勝つのではなく、民主の政策によって選ばれるような政党になってほしいですね。
さてさて、今日の話題は「政治」ではなく。
明日 2007/7/30日は土用の丑の日なのですが、ウナギ市場がなんかヘンだぞ!?という話題です。
安全神話が崩壊した流通市場
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今、鰻が売れてない、という報道をよく目にします。
明日の“土用の丑の日”には、年間の30%が消費されるとも言われる鰻市場ですが、かなりの苦戦をしているようです。
原因は、ご存知、中国。
《最近、市場を賑わした中国のウナギ問題》
●(06/08/23)中国産ウナギから基準値22倍超の「殺虫剤」検出
●(07/07/11)ウナギ、カニ…中国、汚染食品41社を輸出禁止
●(07/07/14)1100匹どこへ…中国産うなぎに禁止物質
●(07/07/27)ウナギ、いよいよピンチ 「土用の丑」目前に
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■ 毒ウナギ?(産経新聞より)
「中国産が毒ウナギや発がんウナギといわれ始めた。今年の丑の商戦は終わったも同然だ」。日本鰻輸入組合の森山喬司理事長は肩を落とす。 同組合によると、ウナギの年間消費量約10万トンのうち、中国産は約6万トンを占めるが、7月の販売量は例年の1-2割にとどまっている。 発端は先月末、アメリカが輸入した中国産ウナギから、発がん性物質との指摘もある使用禁止の抗菌剤が検出されたこと。中国製品全般への不信感も影響し、日本でも中国産の販売量は半分まで激減した。 同組合は今月10日に緊急会見し「日本向けの中国産は世界一安全」とアピールしたが、13日になって群馬県内のスーパーから同じ抗菌剤が使われた中国産ウナギが見つかった。冷凍食品大手の加ト吉(香川県観音寺市)も同日、基準を上回る大腸菌が検出されたウナギを中国企業から輸入していたと発表した。 http://www.sankei.co.jp/shakai/wadai/070727/wdi070727004.htm |
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また、以下のニュースは、ソースがかなり怪しいですが、、、
●デカさの秘密は人糞と人間の死体? 中国産ウナギがヤバい!
●大手水産会社子会社も関与? 中国産の国産うなぎ偽装販売疑惑
様々な中国産の食材が、ウナギだけに限らず疑問視されているこのご時勢、そりゃぁ誰も中国産とわかっていてあえて食べたくは無いというもの。
調べれば調べるほど、“うそだろ~”と思えるようなニュースが飛び込みます。
では日本産を買えばよいではないか、というとそうでもなく、、、
ミートホープを代表とする、産地偽装の問題が頭をよぎります。
スーパーに行って、国産の鰻を手に取ります。
そして、頭の中によぎるこの文句。
“この鰻が、国産のものという保障はどこにある?もしかしたら、シールが貼り変わっているだけなんじゃないのか・・・?”
もはやこう思ってしまったら、ウナギは食べたくても買えません。
そして、この考えを裏付ける、最も心配なのがこの記事。
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■ 都内の「かば焼き」DNA鑑定~日本産のウナギ市販の34%
市販のウナギかば焼きの "出自" が日本種か外国種かをDNA鑑定によって判別する方法を開発した静岡理工科学大などの研究グループが、実際に東京都内の店舗で売られているかば焼きを対象に鑑定を行い、(中略)それによると、店頭での日本種のウナギは34%しか出回っていなかった。 (中略) ウナギの流通経路は複雑で、材料が日本種か外国種か不明の場合が多い。今回の都内での調査でも「浜名湖うなぎ」とうたいながら、実際は外国種が使われていたケースがあった。 http://www.i-liberty21.com/costa/news.htm |
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日本のスーパーで、店頭での日本産として販売されているウナギは7割を超えると言います。
しかし、実際は34%・・・
残り36%は外国種で、その中には中国産も混じっていることでしょう・・・
海外から空輸で一旦運び込まれて、日本の海や池に放たれる。
そして、少し時間を置いてから、日本産として出荷される。
こうなると、もう販売店での偽装以前に、どうやっても把握することはできません。
うなぎに限った話ではありませんが、もはや日本の流通市場の信頼は地に落ちてしまっているのだと思います。
日本産を見分けるにはどうしたらいいの?
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結論から言うと、手はありません。
仕入れのプロになれば分かるかもしれませんが、素人の消費者には、目で見て判断するすべは無く、DNA鑑定するのが最も確実のようです。
《ウナギ加工品からのウナギの品種鑑別法 DNA 配列の異なる部分》

《Yahoo知恵袋:中国産ウナギと国産ウナギの見分け方はありますか?》
回答に、“値段で見分ける”とありますが、中国産でも値段を上げることはできますから、一概に良い方法だとは言えないでしょう・・・
ではどうしたらいいのか?
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国産物を買う、といっても50%の確率でそれは外国物かもしれません。
外国物がすなわち中国産ではありませんが、2006年のデータを見ると、外国物の活成鰻(加工用ではないウナギ)は、中国産が半分以上。
http://www.seaworld.co.jp/~nys/nenkoku.html
つまり、国産表示があっても、それが中国産である確率は単純に考えると25%あるわけです。
どうしても中国産は買いたく無い!という方は、ちょっと高めのブランド直販を買うか、そもそも買わない、という選択肢しかありません。
《直販している業者さん》
http://www.mars.dti.ne.jp/~araiguma/atta/unagiall.html
(たぶん、、、大丈夫、、、かな、、、?:保障はしません)
消費者側から考えれば、最悪ウナギを食べなければ良いので、いわば精神的なダメージしかありませんが、問題は流通業者での視点。
ウナギが売れないのでは死活問題です。
ウナギ生産者にとっては、スーパーで売らなくとも、ウナギ屋さんでの消費が支えているので、今年はまだ大丈夫と言われていますが、稚魚が足らなくなると言われている来年以降はさらに深刻です。
信頼を回復して、正常な流通に根本的に戻すためには、、
《提案》
●国産のジャポニカ種を品種改良して、見た目で分かるようにする
→例えば、日本のウナギは80cm以上の長さにならないと出荷しないとか・・
●DNA鑑定以外の簡易な検査方法を確立し、販売店が自主検査をする
→仮にウソがばれれば、その販売店は大ダメージを負います。
●品種を保障する追跡システムを確立する。
→牛肉のように、RFID等により、生まれたときから販売店までを保障・・・
等の方法しかないのかな、、、と思います。
(ぜひ、もっと良い案がありましたら、お教えください!!)
なかなか深刻な問題ですが、業界の方にはぜひ頑張っていただきたいと思います。
《参考リンク》
●うなぎネット
http://www.unagi.jp/
●国産ウナギの産地(鹿児島と愛知が1位、2位なんですね)
http://www.fis-net.co.jp/~nys/chishiki3.html
●中国でも、ちゃんとしたウナギを生産する業者さんはあるようです
http://www.swatow-unagi.com/hpgen/HPB/entries/1.html